桜井政博「ディレクターとプロデューサーの違いを解説します」

宮本茂がディレクターをしたスーパーマリオ本編は初代と64しかない
スタッフクレジットはないけどインタビューから読み取ると2, 3は手塚さん、マリワはクレジットで手塚さんと明記

まぁそう、つーかプロデューサーてのは本来は「オール雑用係」だったので昔はやりたがる人っていなかったんですよ
でもどこかのバカ社がＰ＝映像監督みたいに勘違いしちゃいましてね、それが定着しちゃったときがあって、そういう時にプロデューサーになりたがる人が増えた
だって何のスキルもないけど現場にダメだし口出しできて映画監督になれる（かも）つったらそりゃ目指すでしょ
あと立場を利用して自分の好きな業界のひとと人脈コネをつくるのに奔走したりとかね
Ｐがクソオタで♀声優とお付き合いしたくて仕事そっちのけで外出とかね

ゼルダの青沼さんはディレクターとプロデューサーどっちのイメージもあるな

スクエニは一部を除いてディレクターがほとんど表に前に出ないから良いゲームを作ってもディレクターはあまり評価されんのよね

今はクリエイティブディレクターもあると思う

坂口博信はFF5までディレクターでFF6,7,9はプロデューサー、FF8,10はエグゼクティブプロデューサーな

これはこの桜井の独自の見解だなあ
普通は任天堂の見解にあるように、プロデューサーがまずそのゲームの形を組み上げて
ディレクターは他部署と連携しながらそれを作っていくって仕事だもの

ディレクターやプロデューサー本人も自分の明確な役割を理解してなかったり、組織規模が小さいか無駄に大きすぎたりして本来の役割をこなせないことも多そう

毎度、業界人の桜井さんの話に対して
より深堀りしてやった顔の業界人気取りが多いこと

境界があいまいだったものをこの人はこうしているよっていう紹介なのかな
それでも実際にヒットするゲームを作った人の環境を知ることができて勉強になったよ
今まで違い何て全然分からない謎の存在だったし
ついでに課金アイテムとかの金額を考えている担当が誰なのかを教えてくれたら助かる

※7
まあこの場合は成功者が基準になるって奴かもな

※11
成功者が基準に～というか、結構アバウトなものなのかなって
桜井氏はこうで、任天堂はまた違う見解、かと思えばあの小島監督とかは全然違う立ち位置で
それに影響された人らもいて～という

まぁ、どちらにせよ裏方なのにアイドル気取りで出しゃばってきてまるで　全て自分が考えて作った　みたいな面してたクセに結果が芳しくないと分かると「自分は裏方だから……」ってシレッと責任転嫁してフェードアウトするようなヤツはクソって事やね。
某Ｓ社の偉い人みたいな。

なるほどプロデューサーというのはゲーム開発そのものには殆どタッチしてないのね
責任の所存はディレクターにあるわけか

どのパターンにおいても細かい仕様の不満の責任はプロデューサーではなくディレクターにあるってことで良さそうだな
だからスプラ勢のみんなは野上ではなく佐藤を恨もうね

※15
あのボンクラは、スプラ3で評判が良いのはグラフィッカーのみと知るや否や
「僕はグラフィック担当兼プロデューサーですｗ」とかやる奴なので論外で

という僕実は関わってませんというフリをするには事前のインタビューで「僕のスプラ」論巻きすぎ
あれを見た人は騙されはしないよ

※14
そんなもんゲームによるだろ
ほぼ名義だけの場合もあるだろうし
立ち上げの部分ガッツリやって、後半を現場任せとかもあるし
ディレクターに交じって仕様書まで書いてる場合もあるし

これは正しい
ちなみに規模が小さくなるほど兼業は増えるぞ（）

サッカー、野球に例えた方がイメージしやすい

主に金回り、契約あたりやるのがプロデューサ
選手トレードで引っ張ってきたりクビにしたり
スポンサさがしたりCF打ったりそういう仕事

コーチ（監督）がディレクター
現場の総指揮とってチーム率いて実際に戦う

アニメ制作なら
なんちゃら制作委員会で仕事してんのがプロデューサ
アニメの監督やってんのがディレクター

ゲーム制作現場で曖昧に見えてしまうのは
人が少なかったり金が少ないから
ゲームせいさくしが金回りと現場監督
掛け持ちしてる事が多いからそう見えるだけ

実際のプロデューサとディレクターの役割は
明確に違う

どっちを責めるって思考回路怖すぎる

※20
度胸と度量があるPの中には

ディレクターはゲームを作る際の面倒をやるのが仕事
プロデューサーは作ったゲームが失敗した時に起こる面倒の責任を取るのが仕事

と豪語する人すらいるぐらいだからね
その代わりに、ディレクターと比べたら殆ど仕事もしない分際でデカい面をしていられるんだと

ジブリアニメなら鈴木敏夫がプロデューサーで
宮崎駿がディレクター

監督やってる宮崎駿も鈴木敏夫から
お金貰って働いてる立場で
最初は鈴木敏夫が企画立ち上げて
宮崎駿監督でアニメ作ろうと
宮崎駿にオファーするとこから始まる

お金用意するのも制作スタッフ手配するのも
音楽レーベル配信会社グッズ販売手配
全部鈴木敏夫の仕事で宮崎駿は何もしない

宮崎駿は鈴木敏夫が用意した制作会社
お金をやりくりしてアニメを作る
声優も鈴木敏夫が用意したお金の範囲で
オーディションして決まる
この時主役は誰々を指名とかも鈴木敏夫がして
宮崎駿はそれには従わないといけない

誰々を使いたいとか
お金がこれだけ追加で欲しいとか
宮崎駿が希望したら鈴木敏夫が
スポンサーと調整して手配する

プロデューサーの方が偉いとか
そんなのは無いけど
お金を用意してるのはプロデューサーだから
決定権はディレクターには無い

企画そのものとお金参加企業動かしてる
プロデューサーが居なくても
現場取り仕切るディレクターが居なくても
どっちが居なくても物は作れない

理想はお金を湯水如く持ってきて
優秀なスタッフを確保してくれて
現場には口出しせず自由にやらせてくれる
問題が起きても政治で解決してしまう
敏腕プロデューサーの元で
才能溢れる稀代のクリエイターディレクターが
思う存分作品制作に没頭できるそんな環境

最も理想的な環境に
ニンテンドーが君臨してるのは間違いない

プロデューサーはプロデュースする人
ディレクターはディレクションする人
って覚えてる

※23
そのまんまやん

※14
建前上はディレクターだけど
プロデューサーの仕事がディレクターに悪影響を及ぼすパターンもあるからな
つまり細かい事情が分からなければ正確に責任を追及するのが難しい

ベーシックにはこの分け方で良いだろ
それぞれがどこまで手を出すかが企業どころか作ってるソフトによって違うだけで

開発の規模による
中小だと1番偉い人がプロデューサーディレクタープランナーと3つ4つ領域を兼任してる場合もある

※14
責任は監督にある、監督ってのは現場監督なわけで、現場の責任は監督が取るもんだから
そして監督（及びスタッフ）に行く批判を躱す（つまり監督・スタッフを守る）のはプロデューサーの仕事

内容に責任を持つのは監督、作品が売れるかどうかに責任を持つのはプロデューサー

※9
桜井さんもこれが絶対じゃなくてざっくりした基準程度で説明してるのにね

ミヤホンはむしろスーパーバイザーのイメージのが強いわ

※30
近年のテーマパーク・映画事業はめっちゃプロデューサー然してきたなと思ったな
任天堂の宮本です

任天堂と桜井で言ってること違うみたいな感じになってるけど
城を建てた人を大名(プロデューサー)か大工(ディレクター)のどちらとするかの表現の差で
どちらも間違ってるわけじゃないでしょ

職掌をいい加減にやってたり有能な人が兼任してる事例で以て「櫻井の言ってることは間違い！」とか頭悪すぎでしょ
スポーツのポジションと同じで本来の職掌ってのは明確にあって、それを説明してるだけなんだから。

開発しくったら即監督のせいってのも違うだろ

大谷ベッツジャッジコール
ごろごろ集めてくれて
さあ優勝頼むって監督預けられた監督と
オコエ20人集めたから優勝頼まいされた監督じゃ
優勝出来なかった責任違うしょ

所詮選手集めるのはGMで
監督は集めてもらった選手で戦うしか無いんだから

※29
今回は業界の人が注意喚起するくらいだったからな

ちゃんとした会社は桜井方式だろ
これはゲームに限った話じゃなくて、映画だったりドラマだったりアニメもそう
職域をきちんとしてるって点では、まともな企業がやればこうなるだろ