中国でもSwitchが覇権とった模様

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コンソールゲーマーの総数は2020年に1,320万人に達し、
2025年には2,390万人に達するでしょう。

Nintendo Switchは、中国本土で最大のコンソール市場シェアを誇っています。

eコマから並行品が消えたって話もあるしどうなったか知らんけど

中国のSwitch販売で露呈した輸入市場対策の失敗｜オピニオン
https://www.gamesindustry.biz/articles/2021-01-14-chinese-switch-sales-expose-failure-to-counter-the-ever-present-import-market-opinion
1月9日、中国のNintendo Switch本体が、2019年12月10日に発売されて以来、少なくとも100万台を出荷したことが発表されました。今回の発表は、任天堂とテンセントの協力関係にあるセールス＆マーケティングのディレクター、Weide Hu氏によるものです。

この数字が発表されて以来、多くの報道が「中国ではSwitchがゲーム機のマーケットリーダーである」と主張しています。これは、よく言えば誤解を招きやすく、軽率であり、悪く言えば完全な誤りです（これについては後述します）。また、この節目をテンセントと任天堂の勝利として祝うことは、結局のところ、中国のほとんどの消費者がこのバージョンのゲーム機を積極的に拒否し、今でも輸入モデルを好んで購入していることを無視していることになります。つまり、Nintendo Switchは中国で人気がありますが、テンセントが支援するSwitchはそうではないということです。これは、中国市場でSwitchを効果的に活用し、導入したテンセントの失敗です。

中国市場では、ソニーのPlayStation 4、マイクロソフトのXbox One/S/X、Nintendo Switchという3大ゲーム機メーカーが公式かつ合法的に展開していますが、実際に販売・使用されているゲーム機の大部分は輸入品です。この点については、中国市場に対する海外の人々の一般的な誤解や、PS5やXbox Seriesの販売状況などを紹介しました。実際には、ほとんどの消費者が輸入ゲーム機を中国最大のタオバオなどの電子商取引プラットフォームで購入するか、あるいはもっと小規模ではあるが、中国のほとんどの主要都市で見られるグレーマーケットの店舗で直接購入する。

中国のゲーマーが一般的に輸入ゲーム機を好む理由は、利便性と機能性の2点にある。ゲーム機はネット上で簡単に手に入り、価格は海外の一般的な価格と同じで、中国では宅配便での配送が非常に早く、同じ市内のショップで注文すれば、翌日、場合によっては当日に届くこともあるという。

最も重要なのは、輸入ゲーム機がリージョンフリーであるのに対し、中国の公式ライセンスモデルは物理的にもデジタル的にも制限が多いことです。正直なところ、中国に住んでいても、ゲーム機の機能制限に関する最新情報や変更点（もしあれば）を把握するのは困難です。確かなのは、程度の差こそあれ、3つのゲーム機には制限があるということです。

中国版Switchの場合、ニンテンドーeショップには、中国向けのパブリッシングライセンス（ISBN）を取得しているゲームのみが収録されています。現在、利用可能なゲームの数は極めて少なく、2020年の1年間で承認されたゲームは13本しかありませんでした。海外のカートリッジは中国のSwitchと互換性がありますが、多くの場合、オンライン機能が制限されるか、完全に無効になります。

ゲーム機のことを少しでも知っている多くの消費者にとって、ナショナルモデルを購入することは単純には意味がありません。保証やカスタマーサービスを除けば、何のメリットもありません。輸入モデルはその国で全く問題なく動作しますし、輸入ゲームはゲーム機本体と同様に簡単に手に入れることができます。

中国では何台のゲーム機が売られているのか？

これは誰にも答えられない大きな疑問です。中国で販売されているゲーム機のほとんどが香港、日本、米国などからの輸入モデルであることを考えると、これらのモデルの売上はその国の市場に帰属します。中国国内の何千ものオンラインショップや実店舗で販売されているすべてのゲーム機を、誰かが一貫して監視しない限り、中国国内にどれだけのゲーム機が存在するかを追跡することは事実上不可能です。

それは輸入品の場合です。公式ライセンスモデルの場合は、もっと簡単に把握することができます。2018年当時、ChinaJoyの記者会見で、ソニーはPS4が2015年に同国で発売されて以来、150万台以上売れていることを明らかにした。信頼できる筋からの情報によると、現在の数字は200万台をわずかに上回る程度だそうです。他の地域と同様、マイクロソフトは現在、自社のゲーム機の販売台数を公開していませんが、中国におけるXbox Oneのインストール台数はPS4のそれよりもかなり少ないと考えて間違いないでしょう。

中国版Switchについては、約1年で100万台を出荷したことがわかっています。しかし、テンセントと任天堂が協力して発売した国内モデルよりも、輸入品の方が圧倒的に売れていると推測しています。